犬の皮膚がただれたり、ダニやノミがつくなど犬の皮膚病を防ぐには、毎日のお手入れと食事が大切です。
散歩から帰ってきたら足をお湯で洗いましょう。
人間は靴を履いていますが、犬は裸足なので汚れが付着し皮膚病の原因となる可能性があります。
毎回お湯で洗うのが大変なときは、濡れタオルで念入りに拭いてあげましょう。
シャンプーは週に1回程度で大丈夫です
人間と犬の肌のpHは違うので、必ず犬用のシャンプーを使ってください。
人間のシャンプーを使うと洗浄力が強く、皮膚がガサガサになるなど悪影響を与える可能性があります。
犬は毛に覆われていて蒸れやすいので、シャンプー後はしっかりと乾かして蒸れを防ぎます。
タオルドライでは毛に覆われた皮膚を完全に乾かすことができません。
面倒でもドライヤーを使って乾かしましょう。毎日濡れタオルで拭くだけでも清潔を保てます。
食餌も大事です!
人間も栄養が不足すると肌荒れを起こすように、犬も栄養不足が原因で皮膚病になります。
理想的な食事は手作りです。
市販のペットフードは熱処理によって酵素が壊れています。
酵素は消化を助けてくれる物質ですが、加熱されたペットフードは酵素が失われていて消化が悪いため吸収も悪くなります。
酵素を含んだ手作りご飯なら消化・吸収がよく、必要な栄養をしっかり取り入れることができます。
できるだけ多くの食品を使ってバランスのよい食事を与えましょう。
最近は消化のことを考えて作られたペットフードがあります。
そういったものを利用してもいいでしょう。
毎日のお手入れと食事で健康な皮膚を保ちましょう。