ペットのくすり箱では、大切なネコちゃん、ワンちゃんを恐ろしい病気から守るために病気の予防法と適切な治療のためのお薬を紹介しています。
ペット薬を上手に使ってあげることで、恐ろしい猫や犬の病気を防ぎ、ネコちゃんやワンちゃんの健康を維持してあげましょう。
新着情報
ペットの病気予防とペット薬
家庭でできるペットの病気や怪我の診断とお薬について
もし自分に子どもがいる場合、この世に生まれて来てからはいろいろな予防接種を受けることとなります。いくつかの予防接種は国からの補助が出ているために無料で受けることが出来、とても助かる家庭も多いはずです。学童期や大人になってからも、冬になるとインフルエンザの予防接種を家族みんなで受ける家庭も多いのではないでしょうか。
ところが大切な家族と位置づけされているペットに関してはどうでしょうか。残念なことにペットには法的補助が行われている予防接種はありません。しかし予防薬の投与を義務付けられている疾患もあり、注意が必要です。
当然ながらペットは言葉を発することが出来ません。たとえ病気になっていたとしても体調不良を言葉で伝えることが出来ません。ですから、大切なペットこそ病気にならないようにワクチンや薬などで予防したりすることが必要なのです。
ペットには人間の子供のように母子手帳というものは存在しません。いつどのようなときに予防薬を投与すればいいのかというのはなかなかわかりづらいことでしょう。
そこで利用したいのはかかりつけの獣医師の存在です。動物病院というのは病気になってから行くだけの場所ではありません。ペットの健康について相談したり、予防接種をしたり、普段からペットと一緒に訪れておくといい貴重な場所でもあるのです。
普段からかかりつけ獣医師のもとへ訪れていると、ペット自身が獣医師に対して安心感を覚え、万が一の治療の際も安心して任せることが出来ます。人間と同様に、ペットにもホームドクターがいる方が家族としても心強いのです。
定期的にワクチン接種を行っている家庭でも、ペットの健康診断を毎年行っている人は少ないかもしれません。これといった症状が見られなくても、検便や検尿・血液検査などで病気の初期症状が発見されることもあります。人間でもペットでも、早期発見の方が治療はしやすいものです。
大切なペットと少しでも長く過ごせるよう、日頃から病気やケガについて考えておくことが大切といえるでしょう。
フィラリア予防薬について
犬の予防薬というと有名なのがフィラリア予防薬ではないでしょうか。かつてはフィラリアで命を落とす犬が多かったのですが、現在ではきちんと予防することで防ぐことが可能となりました。
フィラリアは毎年定期的に薬を投与する必要があります。その予防薬も種類がいろいろあるためよく調べてから選ぶことが大切です。フィラリアは蚊が感染媒体となります。そのために蚊が繁殖する春から秋にかけて予防することがとても重要です。
もし予防を忘れて感染してしまうと、ペットの心臓や肺動脈に犬糸状虫が寄生してしまい進行すると心臓病・肝臓病・腎臓病などを引き起こす可能性がある病気なのです。
感染してもすぐには症状が現れず何年もかけて病におかされていくという特徴があります。ペットの予防薬というと動物病院でしか手に入らないと考える人も多いでしょう。
しかし最近では家庭で与えることが可能なように、通販で購入することも出来ます。フィラリア予防薬にはいくつか種類があるので、自分のペットに最適な薬はどのタイプか知っておくといいでしょう。
実はペットの薬でもジェネリック薬品というものが存在します。
国内で最も一般的に使用されているフィラリア予防薬で有名なのはカルドメックチュアブルです。
フィラリアの予防やすでに寄生している幼虫にも効果があります。動物病院で処方されるのはこのカルドメックチュアブルが多いでしょう。
ストロングハートチュアブルは、カルドメックのジェネリックです。効果は同じですが通販を利用すれば安価に手に入れることが可能です。
カルドメックチュアブルは日本でのみこの名前で流通しています。海外ではハートガードプラスといった名前になりますが、こちらにもジェネリックが存在します。それがキウォフハートです。タブレットタイプでフードに混ぜやすく与えやすいと言われています。そしてフィラリア予防だけではなく、寄生虫駆除やマダニの駆除にも効果があるのがネクスガードスペクトラです。
パノラミスは錠剤の薬ですが、最近ニュースでも話題になっているマダニやノミの駆除が出来るのは優れている点でしょう。
ペットのノミ・マダニ駆除方法
室内で飼っているペットでは、そのノミ対策に苦慮している人もいるでしょう。ノミは人間にも寄生する可能性がありきちんと対策する必要があります。
また、ニュースなどでマダニに噛まれて亡くなったという人の話も聞きます。マダニは人だけでなくペットにも寄生します。散歩中に噛まれるといったことも少なくないのです。
ペットのノミ・マダニ対策で最も知られているのはフロントラインプラスです。犬と猫両方に使用でき、液体状の薬を垂らして使用します。ノミを駆除するまでの時間はおよそ24時間、マダニは48時間と言われており効果は約1ヵ月持続します。体重の制限がなく広い犬猫種に使用できるでしょう。
皮膚が弱い犬のためには錠剤タイプのネクスガードが有効です。ノミを駆除するまでの時間が6時間、マダニであれば24時間とフロントラインプラスよりも効き目が早いのが特徴です。シャンプーなどの影響を受けないといったメリットがありますが、猫には使用できないこととなっています。
ノミやダニ・内外部の寄生虫・フィラリアに効果があるとされている予防薬はレボリューションです。日本国内のマダニへの効果はまだ報告されていませんが、海外ではマダニへの効果の実績があります。
これらノミ・マダニの駆除に効く薬にもジェネリックがあります。フィプロフォートプラスはフロントラインプラスのジェネリックです。成分や効果はフロントラインプラスと全く同じでありながら、安価に手に入れることが出来るという特徴があります。
皮膚に直接薬を垂らすタイプの予防薬は、垂らした部分を犬猫が舐めてしまわないように気を付ける必要があります。1頭飼いではあまり心配はいりませんが、複数のペットを飼っている場合は、お互いの薬剤を舐め合ってしまう可能性があるので、心配な場合は錠剤タイプの方がいいかもしれません。動物病院で手に入る先行薬か通販などを利用する安価なジェネリックか比較して選ぶといいでしょう。
ペットの耳や目、デンタルケアについて
ペットの耳の中が真っ黒になっている、そんなときは耳ダニに侵されているかもしれません。そういった場合でもペット用にトロイイヤードロップスといった点耳薬があります。耳ダニの治療や外耳炎・耳の傷の感染症予防にも役立ちます。耳ダニは人に感染することはありませんが、一度ペットに感染してしまうと繁殖力が強くかゆみを持つために厄介なダニです。通販でも購入することが出来る予防薬で、感染後の治療にも使用できる便利な薬です。
ペットが年を取ってくると、人と同じように白内障を発症することがあります。そんなときに犬猫用の白内障目薬があります。通常白内障の治療は手術が行われるのが一般的でした。
しかしペットの手術というのは非常に高額な治療費がかかります。ペット保険に加入しているから大丈夫と思っていても、犬猫の白内障というのは遺伝的要素が強いとみなされておりペット保険の対象外であることが多いのです。そしてそもそもペットの白内障手術自体を行える獣医師が大変少ないという現状があります。そこで海外では人にも使用されるキャンCといった点眼薬が、犬猫にも効果が認められると臨床実験が進められたのです。実際に有効成分Nアセチルカルノシンは犬猫にも効果があることがわかっています。
このキャンCにはジェネリックが存在します。それがシーナックです。
シーナックはキャンCと同様、白内障の進行を遅らせるだけでなく、白内障の根本的な治療効果があるとされています。パグなど眼球が外に出ている犬種では、風を受けたり紫外線の影響を受けやすいという特徴があります。そのために目に痒みを感じることが他の犬種より多いとされており、そういった乾燥から予防する効果もあると言われています。
こういったキャンCなどの点眼薬は日本ではまだ犬用には認可されていません。しかし海外ではすでに安全性が確認されており、効果も認められています。
通販サイトで手に入れることが可能ですから、ペット用の常備薬として入手する人も多いのです。
ペットの皮膚疾患
アトピー性皮膚炎に悩まされるのは人だけではありません。最近では犬もアトピー性皮膚炎にかかることが増えてきました。犬の皮膚は毛で覆われているために皮膚炎も悪化しやすいものです。
そこで治りにくい犬の難治性のアトピー性皮膚炎には症状を緩和させるアトピカが有効とされています。アトピカの特徴は非ステロイド剤であるという点です。
通常アトピー性皮膚炎の治療というとステロイド剤を処方されることが多いでしょう。今起こっている皮膚症状を緩和させる効果は非常に強いのですが、長期的に使用することで副作用が出ることも多く、根治させるための薬剤ではありません。
アトピカの有効成分シクロスポリンは過剰な免疫反応を抑制する効果があり、それによりアトピーの症状を緩和してくれるのです。この薬はステロイド剤と比べて効き目がゆっくりあらわれます。だんだんと症状が良くなってくると痒みも収まってくるようになります。
薬と並行して、皮膚を清潔に保ち保湿に気を付けることで、徐々に健康的な皮膚を取り戻していくのです。ただアトピカの薬代はとても高価です。
アトピー性皮膚炎は治療に時間がかかるために、飼い主にかかる負担が大きくなります。そこでジェネリックの利用がおすすめです。
アイチュミューンといったジェネリックがあります。
通販を利用して購入することが可能で、治療費が高くて諦めていた飼い主の人に喜ばれています。
犬や猫というのは、皮膚が毛でおおわれているために皮膚疾患に気づきにくいこともあります。アトピー性皮膚炎というのは、症状が治まったように見えても何かがきっかけで悪化することもあります。
こういった皮膚疾患の治療薬を手に入れておくことで、大切なペットが痒みを訴えたときにすぐに対処することが出来ます。病気というのはなってから対処するのではなく、予防しておくことの方が重要です。
こうした予防薬を上手く利用し、ときには獣医師に相談しながら病気を対処していくことがとても大切なことなのです。
ペットの便秘症について
ペットを飼ったことのない人はあまりピンと来ないかもしれませんが、犬や猫も人間がかかるような病気になったり体調不良になるものなんですよね。お腹の中に便が溜まって不快感を覚える便秘も、犬や猫によく起こる症状なんです。ストレスや運動不足、カルシウムの過剰摂取や餌の成分などが原因で起こります。
人間と同様に本来排出されるべき老廃物が溜まったままだと腸内環境にもよくありません。人間が便秘になった時に便通を良くする成分を食品から摂取したり、便秘薬を飲んでお通じを良くするようにペット用の便秘薬があるので、ペットの様子を見ながら使ってあげましょう。
ラクサペットは、軽症の便秘や毛玉病を予防したり、症状を和らげる効果があり下剤として使うことが可能な、直接食べさせるタイプの薬です。キャラメル味でジェル状につくられているので、ペットに与える時にもあまり嫌がらずに食べさせられます。
犬や猫は毛づくろいをするので、その最中に毛玉が口の中から体内に入っていくことがありますよね。本来なら毛玉は自分で吐き出すか便と一緒に自然に排泄されるものですが、上手く体外に出せないまま消化器官の中で毛玉が大きくなっていくことがあります。これを毛玉症と呼びますが、ひどくなると毛が便と便を繋げて便秘になってしまうのです。
ラクサペットで毛玉と便を定期的に流しながら便秘を予防してあげるといいですね。
本来なら人間用に作られた薬でも、マイクロラックスのようにペットの便秘用に使えるものがあります。マイクロラックスは使用後30分後に排便が起こります。便が出た後は水分を多めに摂取したり、食物繊維入りのペット用おやつなどを与えて便秘予防をするといいですね。
ちなみにこの浣腸剤を使う場合は獣医師の処方が必要なので、必ず獣医師の指示に従って使いましょう。便秘しがちな人はオリゴ糖入りの食品やサプリメントを摂取してお通じを良くする方法を取ることができますが、ペット用のオリゴ糖は現在発売されていませんよね。
ではペットはオリゴ糖の効果で腸内環境を良好にすることができないのかというと、実はそうではありません。カイテキオリゴは人間用のオリゴ糖食品ですが、妊婦や赤ちゃんにも与えていい純度100%のオリゴ糖を使っているので、これならペットに与えても問題ないと考えて、便秘対策に取り入れている飼い主が多いんです。
特に犬の腸内環境は人間と近いので、善玉菌を増やすことには意味がありますよ。
ペットフードの選び方
どんなペットフードが良いのかを考える際に、いくつか考慮しておく必要があります。その中の一つに無添加かどうかが重要です。なぜなら添加物の中には発がん性のものがあるのです。
特にBHA、BHT、エトキシキンなどと記載のあるものは避けたいです。これは人が食べるものに使用するのは禁止されています。ところがペットフードには規制がないため、普通に売られているので注意が必要です。
また、上記のような添加物が使われていない場合でも安心はできません。着色料や香料が入っていますし、拡張剤、凝固剤、防カビ剤といったものを使っているものも少なくないです。長い目で見ると、ペットの健康に害を及ぼすことがあるので、購入する前には確認しておきましょう。
次にペットフードを選ぶ時に目にする機会が多いのが、グレインフリーという文字です。米や小麦、とうもろこしなどの穀物を使用していないペットフードという意味です。なぜグレインフリーが望ましいかというと、穀物が含まれているものは太る原因になるからです。
加えてペットによっては、アレルギーを起こす可能性もゼロではありません。おまけに消化できずに吐く、下痢になるといった場合もあるので、グレインフリーにしておく方が無難です。
そしてペットフードの中には、ヒューマングレードと書かれているものが売られています。人間が食べられる基準と同等の素材で作られたペットフードを指しています。このような表記が必要な理由は、先述したように日本ではペットフードには規制がほとんどないからです。
一昔前ほど粗悪なもの売られなくなりましたが、それでもまだまだ気をつけなければいけません。場合によっては人が食べない鳥の羽、動物の頭、骨、くちばしなどを混ぜていることもあります。ひどいものなると、感染症を起こした動物の肉が使われている場合も考えられます。
この手のペットフードを知らずに与えてしまうと、皮膚トラブルやアレルギーを招きます。それだけでなく病気になりやすい体質になってしまうこともあると言われています。
そこでヒューマングレードのペットフードを選んでおけば、そのような心配を減らせるというわけです。それでも不安なら、イギリス産のペットフードにしておくと良いです。
ペット先進国のため、安全性にかなり厳しい基準を設けているので安心です。
ペットの病気は飼い主の責任です
ネコちゃんやワンちゃんは、私達人間のように言葉によって自分の体の変調を伝えることができません。そのためネコちゃんやワンちゃんに異常が生じたら、とにかく飼い主や家族がその異常に気づかなくてはいけないのです。
飼い主や家族は、自分たちが世話をし、一緒に生活している家族の一員であるネコちゃんやワンちゃんの健康状態については、誰よりもよく知っていることは間違いありません。
元気なときにはどんな食べ物をどのくらいの量食べるか、水をどのくらい飲むのか、毎日どのくらい運動したらよいか、歩き方、眠り方はどうなのか。いつもは元気なネコちゃんやワンちゃんの行動や外見に変化が生じたら、それは異常を知らせるメッセージです。
病気にかかっている、ケガをした、異物を呑みこんだ、ヤケドをした、精神的な不安や緊張を感じているなど、ネコちゃんやワンちゃんに何かしら問題が起こったと考えなくてはなりません。
共に生活しているネコちゃんやワンちゃんの健康状態や生命は、飼い主に100%の責任があります。体の異常を伝えることができないネコちゃんやワンちゃんは、病気やケガについては無防備です。
飼い主は常に健康状態に注意を払い、ネコちゃんやワンちゃんと人間がたがいに有意義で楽しい生活を送れるようにしたいですよね。
ペットの病気やケガの症状は、パッと見それほど重大には思えないことも少なくありません。それは、動物が一般的に痛みに対して我慢強く、また病気やケガの苦しみを言葉で訴えることができないという弱い立場にあるからだと言えるでしょう。
動物が自然界で生きているときには、病気になったりケガをしたことが原因で周囲の事態に素早く対応できずうずくまっていたりすれば、すぐに死の危険に直面してしまいます。
従って彼らはすごく重い症状だとしても我慢して行動し、限界がきて動けなくなるとほんの2、3時間で急死することもあるのです。すなわち動物の病気やケガは、パッと見では軽いようでも、実際のところは深刻な状態にあることが珍しくありません。
ですから、症状の原因が明確になっていて、家庭内で容易に治療できる場合を除いて必ず動物病院に連れて行き、獣医師に診てもらう必要があります。
病気やケガは発見が早い程、治療の効果も高く、回復も早く、治療費も抑えられます。
ネコちゃんやワンちゃんも苦しみが少なくて済むのです。
ペットも家族の一員です
ネコちゃんやワンちゃんも家族の一員ですから、人間と同じように健康管理をしてあげて、いつまでも元気で楽しい毎日を送りたいですよね。ネコちゃんもワンちゃんも、痛みを伝える言葉を話せません。
恐ろしい病気から守るためには、飼い主さんの日頃からの病気の予防と適切な治療のためのペット薬が必要です。
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